= MapServer = == 新しいマップサーバーのインストールのテストを行う == MapServer cgi スクリプトはコマンドから実行できます。Apacheウェブサーバーがサービスを行うに当たって適切にインストールされているかどうか確かめる必要があります。 《started》の状態に設定されている Apache OSGEO4W Web Server という名前のサービスがあることを確認するためのサービスマネージャーへ行ってください。下のコマンドで容易に利用できます。80ポートが開いているかどうか確認してください。 {{{ #netstat -na |findstr LISTEN }}} Windows7 pro をご利用の場合、既定の 80 listen ポートではなく、IIS が既に使っている8080を利用するために、''C: \OSGeo4W\apache\conf\httpd.conf'' メイン Apache 設定ファイルから Listen の修正をする必要があります。 前文の設定を行えば、次のような既定のインデックスページをロードすることができます。 == 最初のMapServer マップファイルを作成する == マップファイルは、地図をマップファイル上で確定し、地図中に表示されるべきレイヤー、各レイヤーを表示する方法、レイヤーの順、写真として地図に表示するために使われるアウトプットフォーマットの確定などが書き込まれているファイルです。 どのマップファイルも XML ファイル( xml マップファイルは最近の MapServer バージョンによってサポートされていますが、ここでは、《 old / standard 》シンタックスに注目しています)として容易に表示できます。それぞれの XML ファイルにはオープニングタグとクロージングタグがあります。必要であれば、個別に閉じることができます。 どのレイヤーも持たない基本的なマップファイルは # から始まり、次のようになります。 {{{ MAP # the name of your map NAME ≪ my vietnam demo map ≫ # the default size of your map SIZE 1024 768 # the bounding box to display EXTENT 102.148611 8.633287 109.453599 23.377778 # the path where your vector data files are located SHAPEPATH ≪ C: \OSGeo4W\Data\Shapes\ ≫ # the default output format (from a list which should follow) IMAGETYPE png END }}} これでマップファイルに ''IMAGETYPE'' 属性を設定しました。これは ''OUTPUTFORMAT'' ブロックの ''MAP'' ブロックに含まれている名前です(同じマップファイルに含まれています)。 マップファイルの書き込みを容易に理解するため、 ''INCLUDE'' ディレクティブを使用します。それでファイルの集合中の複雑なマップファイルを分割します。 ''C: \OSGeo4W\maps\outputs.map'' という名前のファイルを作成し、そこに以下を挿入してください。これで、どのように作成された画像が表示されるのかを定義します。 {{{ OUTPUTFORMAT NAME "png" # the name referenced in the MAP block MIMETYPE "image/png" # the mimeType of created file DRIVER "AGG/PNG" # the driver used to generate the image (default is GD/PNG) EXTENSION "png" # the filename will be ended by .png IMAGEMODE "RGBA" # render in 32bit Red/Green/Blue/Alpha TRANSPARENT TRUE END OUTPUTFORMAT NAME "gtif" MIMETYPE "image/gtif" DRIVER "GDAL/GTIFF" EXTENSION "gtif" IMAGEMODE "PC256" TRANSPARENT TRUE END }}} 次のコンテンツに従って、 ''C: \OSGeo4W\maps\mapfile.map'' ファイルを作成してください。 {{{ MAP NAME "my demo vietnam map" EXTENT 102.148611 8.633287 109.453599 23.377778 SYMBOLSET "C: \OSGeo4W\maps\symbols.sym" FONTSET "C: \OSGeo4W\maps\fonts.txt" SHAPEPATH "C: \OSGeo4W\Data\Shapes\" SIZE 1024 768 IMAGETYPE png INCLUDE "outputs.map" # default projection of the map PROJECTION "init=epsg: 4326" END # WEB block WEB IMAGEPATH "C: \OSGeo4W\apache\htdoc s\Temp" # directory where produced imgs go IMAGEURL "/TEMP" # relative path to download image from the web server METADATA "ows_title" "My Demo Vie tnam Map" # END END INCLUDE "layers.map" END }}} == レイヤーブロックを作成する == layers.map ファイルを作成しなければなりません。それは次のコンテンツを含んでいなければなりません。 {{{ LAYER NAME "Administrative" DATA "vietnam_administrative " TYPE LINE # data type , you can use the ogrinfo command previously presented METADATA "ows_title" "Administrative Boundaries" # title of WMS / WFS END CLASS NAME "Vietnam Administrative Boundaries" STYLE #OUTLINECOLOR R G B color around the geometry COLOR 255 200 100 # color inside the geometry WIDTH 2 END END END }}} これで同じフォーマットの他のレイヤーに簡単に追加できます。シェープファイルは ''C: \OSGeo4W\Data\Shapes\'' ディレクトリに含まれました。公式のマップファイル参照文書からレイヤーシンタックス、サポート、スタイル等について」、より多くの情報を得ることができます。 == WMS サーバーとして MapServer を使用する == 一度 layers.map ファイルを作成すれば、画像としてのマップを表示するためのブラウザーで見える前に mapserver.exe スクリプトを使用できます。WMS プロトコルの使用が可能なレイヤーについての情報を入手できます。 * 注意:ここではMapServerを使用しません。しかし、''C: \OSGeo4W\maps\symbols.sym'' と ''C:\OSGeo4W\maps\fonts.txt'' の2つの空ファイルを作成しなければならないことに注意してください。ここでは2つのファイルは使用しないので、これに関する情報は提供しません。しかし、この2つのファイルは、レイヤーのスタイルを定義するのに使われるシンボルの定義と、表示例などのフォントの定義に使用されることに注意してください。 * 表示された画質:既定のGD/PNGドライバーおよびAGG/PNGドライバーの使用の違いをチェックするため、マップファイルからINCLUDE 'outputs.map'パートへのコメントも歓迎します。下の画像からインストールの違いを比較することができます。 == WFS サーバーとしてMapServerを使用する == WFSサーバーとしてMapServerを使用している全データソースコンテンツの入手方法について示します。MapServer に WFS 機能を追加するために、マップファイルにいくつかの METADATA ブロック属性を設定しなければなりません。 ウェブブロック内に以下を追加してください。 {{{ METADATA "wfs_encoding" "UTF-8" "ows_title" "My Vietnam Demo Map" "wfs_onlineresource " "http: //localhost/cgi-bin/mapserv.exe?map=C:/OSGeo4W/maps/mapfile.map" END }}} サンプル《 Administrative 》LAYER ブロックのための DUMP 属性および METADATA ブロックは次のようになります。 {{{ DUMP TRUE METADATA "gml_featureid" "id" "wfs_title" "Administrative Boundaries" "gml_include_items" "NAME,ADMIN_LEVEL" END }}} WMS プロトコルについて前に述べたように、WFS プロトコルを使用している MapServer と相互利用できます。 = OpenLayers = == OpenLayers 2.8 の紹介 == OpenLayers は即座に作成することや、高度なウェブマッピングアプリケーションを可能にする、開発者にやさしいJavascript ライブラリです。単純かつ明確な API を使えば、ローカルデータソースあるいはリモートデータソースから多種のローカルデータあるいはリモートデータを統合することが可能になります。OpenLayers はMapServer からWMSデータレイヤーを表示するjavascriptライブラリの一つです。 トレーニング用の実用的なリンク: * OpenLayers公式ウェブサイト:http://openlayers.org * OpenLayersのドキュメント:http://dev.openlayers.org/apidocs * OpenLayersの例:http://openlayers.org/dev/examples == OpenLayers 2.8 UML 構造 == URL:http://trac.openlayers.org/attachment/wiki/UML/ClassDiagram_OL2.7RC2-20080916.pdf == 簡単なHTMLファイルを作成する == 任意のテキストエディターで次のHTMLを作成します。 {{{